キャリア教育を中核におく高校の取組み|未来教育設計

みらきょーシンキング

キャリア教育を中核におく高校の取組み

吉住|みらきょーシンキング|2007年06月16日(土)21:48
Tag: /

先日、墨田区の都立本所高等学校で面接演習の授業を行いました。体育館で一斉に240名が集まるとさすがに暑かったですが、生徒たちと50分間しっかり学びの時間を持つことが出来ました。
今回は講演のようにバラエティな話ではなく、知識学習にウェイトが置かれていましたので、生徒の意識が早く話に向くこと、途中で集中力がきれないことに留意して、フリップQ&A型メソッド(勝手に呼称)を選択してみました。結果は正解でした。当たり前の事柄をそのまま右から左に流さずに、必要性を考えながら話を聞いてもらいたい時に効果的です。

 授業が終わってみて、ここの生徒は「耐性」がきちんとついていると感じました。暑い、しんどい等の取り組みたくない理由があっても、学習の時間には気持ちを切り替えて、その姿勢・環境を自ら作ることを私はそう言っているのですが、この「耐性」がついていない高校生、大学生にも残念ながら会うことがあります。これは個人の出来・不出来に起因するのではなくて、そういう訓練をする時間に浸かってきたかどうかだと考えます。
本所高校の生徒もごく普通の高校生でした。規律が非常に厳しいとか、怒られるのが嫌だからしぶしぶ従っている様子ではありません。

 この落ち着いた学校生活を実現されている大きな理由に、戸田弘美校長、教諭の方々が一丸となって取り組んでいらっしゃるキャリア教育が挙げられると思います。本所高校は、「自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考える(Self-Fulfillment Program)」を目的としたキャリア教育を1学年から3学年に渡って計画的・継続的に実施されています。
 ともすれば総合学習の時間に実施されるキャリア学習は、補助的な位置づけに置かれたり、体系づけが曖昧な場合がありますが、本校ではキャリア教育を柱に置くという決断と明確な指針の元、生活指導とともに推進されているからこそ成果に繋がっていると感じます。
卒業時進路未定者の割合や中途退学率、遅刻者数などの具体的な数値目標を掲げ、毎年目標達成し、その評判が反映されて推薦入試倍率や一次募集倍率が上がってきている事実がありました。
 キャリア教育をきっかけに大変貌をとげている学校現場に遭遇できた一日でした。 
070607honjo01070607honjo04070607honjo03

TrackBack URL:http://www.miraikyoiku.jp/weblog/349.tb

トラックバック

トラックバックはまだありません。

エントリーキャッチバナー

カテゴリー

タグ

関西 沖縄 市場視点 地域活性化 就業教育 無用の用 起業家支援 就労支援 関東 働き方 中四国 九州 学び支援 東北 北海道

最近の記事

コメント&トラックバック

拠点新たに直往邁進
自営型テレワークの潜在能力
初日の出
ウシ馬マークのポートアイラ..
遊学舎が沖縄で生まれました。

未来教育設計メニュー