庭師の智恵|未来教育設計

みらきょーシンキング

庭師の智恵

吉住|みらきょーシンキング|2006年06月23日(金)22:27
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マンションの庭の剪定は長らく造園業者に外注されていたが、管理費がかかるわりにどうも木々に元気がない、花壇も作りたい、という住民の声が出て、今では有志で庭園部が出来、自分達での庭造りが昨年から始まっている。月1回、庭造りの講師にも来てもらって・・・とかなり熱心な様子。
春は桜が目を楽しませてくれた。今の季節は紫陽花が活き活きと輝いている。
庭園部の人と立ち話をしていて、へえーと思うことを聞いた。

十数年立つのに庭木が育ちにくかったり、一部枯れてしまったのは土が原因のようだ。建設当初、土なら何でも一緒とその辺にあった土を持ってきて盛ったのではないかと。1年以上かけて少しずつ育ちの悪い部分の土壌改良を庭園部が続けてくださったらしい。
今は、土だけでなく日照条件も悪い北門の東部分をなんとかしようと、そこに根付きの良さそうな花木を、試行錯誤で植え替えているらしい。

そこで出た竜安寺の庭師の話。

この土でこの種類の庭木がよく育った場合、次も同じ木を植えようと考えるところだが、それはどうも素人考えであるそうだ。
杉の大木が倒れた後に、同じ杉の木を植えてもなぜか育たない。
人間風に言うと、新しい木にとっては「あいつの後釜は嫌だ」ということらしい。
そこにある土にとっては「私にも相性ってものがあるのよ」ということかな。
それを知っている竜安寺の庭師は、あえて違う種類の木を植えるそうだ。

なるほどねぇ。

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