みらきょーシンキング
大阪のビジネスをどう感じますか。
吉住|みらきょーシンキング|2006年06月21日(水)12:43
Tag: 関西
創業当初、事務所をどの地域に置くかに逡巡しました。
結局、本社を兵庫県に置き、主な商談・会議は大阪事務所で行っています。コストを考えるとあっさりどちらか一つでも良いのですが、阪神間地域は子どもの頃から住んできた好ましい場所であり、ビジネススタイルは大阪が好ましくて、という曖昧な感情が決着しこうなったというか。
どの地域にもビジネススタイルはあって、プラス面マイナス面が表裏一体になっていますが、大阪で展開する仕事では、他の地域よりも特に強く感じる面があります。
-気を抜いているといつの間にか大変なことに巻き込まれていたりする。
⇔+人の力を集めないと大きな仕事は創れないことを知っていて、良い意味での「人たらし」的人物が結構いる。
-派手なことやお祭り騒ぎが好き。
⇔+ノリやスピードがビジネスに大切なことを知っている。
-お金の話はかなりストレートに出る。
⇔+関わることでお金がどう生まれるかを見極めるのが早い分、ずるずる損失を増やすことを回避できる。
-いろんな背景を持った人が動いている。
⇔+この方法がダメならなにか違う方法があるはずと工夫したり智恵を出せる人物は、実力があるとして素直に認められる。ブランドはあった方がいいけど、値踏みされているのは実力の有無。
という点は大阪ならではかと。
人と人、事業と事業を取り持つ中間ビジネスが上手いというか。
ずけずけ物を言う場面もありますが、ビジネスに置いては私は結構そこが好きです。単なる強引さや人の気持ちを推し量れない人は論外でしょうけど、実ははっきり物を言い確認するという行為が「対価に見合ったより良いものを求める」姿勢であったり、大きな目的を見失わない経済活動に繋がっている気がするからです。
さてなぜこのようなことを考えてみたかというと、山Nさんから「輸入代替」を繰り返すとその都市は発展する。その最たる見本は大阪なんだ、という話を聞いて、ピピッと反応したからです。
J.ジェイコブズ氏(故人)は都市の経済学としてこう語っているそうです。
・・・元々その地域が外から購買していたものが、自前で作れるようになる。さらにそれを海外へ輸出していく。この「輸入代替」を繰り返すとその都市は発展するのだ。
山Nさん曰く、大阪でこれをやっていたのが商社(卸)であると。
残念ながら今、大阪はとても輝いている!とは言えませんが、山Nさんは再生の鍵をこの辺りに見い出されているようです。
もっと詳しくその話をという方は、山Nさんのtalkin-about.comのDiary(2006年6月18日記載)へどうぞ。
大阪というまちの存立基盤(1)~(6)
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