率先垂範|未来教育設計

みらきょーシンキング

率先垂範

吉住|みらきょーシンキング|2006年06月09日(金)23:35
Tag:

改札口入ってすぐに「ありがとうございます!」と声がして何事かと思いました。振り返ると中学生の男の子が丁寧なお辞儀とともに挨拶をしてくれたのです。
ああ、トライやるウィークだから。
地域の職場に混じって体験活動をしながら社会での生き方を学んでいる時に遭遇したのでしょう。それにしても違和感を感じます。だってJ〇の駅員からこういう挨拶は受けませんもの。

学外で地域の活動に参加する機会を作ることは大切だと思います。(机から離れてほっと一息、先生の目を離れてのびのびサボれる・・・なんて学生の本音もわかる気がしますが(笑)、大人社会の中に身を置くという経験ができる重要な機会です。)
この取組みを実施するために、子ども達を送り出す学校側も、受け入れる企業側もかなりの神経を使っていらっしゃいます。

「受け入れてくれる企業さんを探すのに苦労します。」
「受け入れたものの通常業務をストップさせるわけにはいかないから果たして何をさせたら?」
「書類整理を頼んで後から来てみたら鬼ごっこをしていました。(溜息)」
「大事な書類や機械を触らせることは出来ないから結局、掃除を頼むことになるんですよ。」
と様々な声を伺います。

この「就業体験」、実は大変な取組みです。
受入企業側はもともと教育機関ではありませんから、そのためのプログラムを用意しているわけではありません。しかし子ども達には間違ったことを教えるわけにはいかない、社会規範上、正しいとされる活動をさせる時間にと考え、前述の「普段はやらないけれどこれが正しい姿」みたいな理想を伝えることになったのではないかと推測します。

活動時間内にどう預かるか、何を伝えるか、難しいところですが
理想像を見せることに気を遣いすぎず、現実の煩雑な仕事や、お客様にこういう責任を負ってこれを提供するからこそ対価をもらえるのだという厳しさをそのまま見せてもいいのではないでしょうか。

なぜなら大人以上に、子どもは「うそ、本当」を見分ける嗅覚が鋭かったりします。(本音と建前の日常の中で大人は嗅覚を鈍らさざるを得ないのかもしれませんが。)

働く大人を見て社会の厳しさを知ること、知識や理論だけでは足りないことを感じること、それがこの学習時間で一番狙うべきところのはずではと。

そんな想いもありまして、ただいま当社ではこの課題をサポートし就業体験をさらに意味のあるものにするために、日本版デュアルシステムの検討事業や若者の就業支援を通じて、そのカリキュラムやプログラムを設計しているところです。

TrackBack URL:http://www.miraikyoiku.jp/weblog/199.tb

トラックバック

トラックバックはまだありません。

エントリーキャッチバナー

カテゴリー

タグ

関西 沖縄 市場視点 地域活性化 就業教育 無用の用 起業家支援 就労支援 関東 働き方 中四国 九州 農商工連携・6次産業化 学び支援 東北 北海道

最近の記事

コメント&トラックバック

拠点新たに直往邁進
自営型テレワークの潜在能力
初日の出
ウシ馬マークのポートアイラ..
遊学舎が沖縄で生まれました。

未来教育設計メニュー