みらきょーぶろぐ
不動産事業として成立するか否か
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月28日(水)23:15
Tag: 市場視点 / 関東
泊まってみました。
経産省まで徒歩5分の立地にある20平米の部屋。キッチンあり、浴室あり、フローリングの床に、スタイリッシュさを醸し出した家具つき。マンスリー契約で1ヶ月の家賃270,000円(清掃料金別途)。
さて皆さんならこの物件をどう扱いますか。
この虎ノ門1号店に続き4月に浜松町に2号店がオープンするそうです。
中小企業人財支援シンポジウム
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月28日(水)22:58
Tag: 就労支援 / 関東
本年度の委託事業の年度末報告会で経産省に行って来ました。当社が携わっています「若者と中小企業のネットワーク構築事業」(全国18事業)と「高専等を活用した中小企業人材育成事業」(30事業)の担当者・関係者が一堂に会しての情報交換・意見交換を目的としたイベントでした。
高専の方々の取り組みと接点が持てるかと言えば、フィールド・対象者が少し違ってくるため、即直結は難しいと感じましたが、若手人材育成の視点においては共通項が発見できました。
例えば、富山工業高等専門学校と(財)北陸経済研究所のプロジェクトにおいては、「人間力アップがモノ作りの底力になる」として、中小企業のフレッシュエンジニアの科学技術コミュニケーション能力を伸ばす「教授体験」プログラムを企画・導入されています。
現在の〇〇〇は巨額な伝票発行機!?
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月18日(日)03:11
Tag: 市場視点 / 関西
私がコンピューターに出会ったのはペラペラの5インチフロッピーの時代でした。勤務先が経理コンピューターの製造・販売をしている上場企業の支社だったので社内の営業事務や在庫管理のほか、ソフトウェアのインストラクターをやってました。新規のお客様には、ソフトウェアの使い方をお教えすることが中心でこれはまあなんとか出来るようになっていったのですが、既存のお客様からのお問合せはほとんどがトラブルについてで、これが重なり溜まっていくと気持ちが暗くなったものです。バックアップをとっていなかったフロッピーが壊れてしまって開かない、急いでデータ復元してくれと言われ・・・・・
なぜ決算月は一度設定すると変更不可になるのか、
商品をもっと詳細に分けて入力できないのか、などなどのお叱りをうけるたびに、
「申し訳ありません。そういうプログラムになっていますので、変更できません。」と言っている自分自身に納得がいかず・・・・・
今から思えば、ユーザーフレンドリーと言う用語もあてはまらないようなガチガチの経理伝票発行機であったように思えます。それでも当時はお客様が、高額な機械と共にご購入くださいました。
それから数年後私が独立した頃には、経理専用機ではなくパソコンの時代になりました。顧問先で業務改革にあたり情報化投資を検討した際のこと。
経理部を初めとする各部門担当にヒアリングを行い、誰がいつ何のデータを会社に提供し、そのデータを月次まで使っていくのはどの部署であり、誰であり、どのタイミングなのか、について細かく業務分析を重ねて、データとお金の流れをフローチャートに表しました。予測していたこととは言え難点が多く出てきました。顧問先は、仕入れ⇒販売だけでなく、仕入れに伴う工事があったり、販売後の商品のリプレイスがあったり、その過程で必要となる工事担当社員・アルバイトの数によって売上額が変動したり、と売り方が多岐に渡ったのです。ですから、単純な商品マスターで売上額がはじき出せるものでもなく、取引先の事情によっては当日に工事担当者数が増えたり減っていたりするという変則的な対応も多かったのです。結果、例外処理が多いために経理伝票や請求書はすべて手書きで集計に時間がかかる、社長が自社の資金繰りをリアルタイムに正確なデータで把握できず、利益があがっているにも関わらずあわや銀行残高がショートしかける、という事態になっていました。
そこで重複している作業や伝票などを無くせる業務プロセスに近づくように整理整頓し効率化しました。しかしこれでは根本原因は取り除けないので、情報化投資による業務の清流化を目指したわけですが、既存の会計ソフトウェアや販売管理ソフトウェアを調べたところ、役立つのは業務の半分ほどで、肝心かつ複雑な業務部分はカバー出来ませんでした。
ベンダーに依頼し、既存パッケージのカスタマイズ化でコストを押さえる方法も検討しましたが、見積りの結果、数百万から一千万のイニシャルコストが必要で、成長企業とはいえ中企業の顧問先はこの情報化を見送る判断をしました。
それからまた数年後、ITコーディネーターの資格を取得する頃には、ERP(企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理しようとするソフトウェア。ドイツのSAP社のR3やオラクル社のものが有名。)が脚光をあびていました。カタログを見るとかなり高度な分析もできるようで、経営管理ツールとしての期待を寄せて、あちこちのデモセミナーに出てみました。
私個人の結論としては、
・その経営分析が出来ることよりも、企業現場はもっとスムーズに柔軟にデータの入出力ができるシステムであることの方を求めているのではないか。カスタマイズ(追加投資)するしかないのか。
・数千万から数億の規模で情報化投資(ハードのみならず前後のコンサルフィーも含め)が可能な企業でなければ話にならない。
でした。
それ以来、管理ソフトウェアに特別に興味を持たなくなっていました。が、昨日、あるセミナーで興味深いERPに出会いました。
その開発者であり現在の経営者であるT氏は、「済んだことを見る簿記会計はどうでもいい、今、会社はどうなのかを見れることが大事」と力説し、「現在のS〇P/R3も巨額な伝票発行機だ!」と言い切った人ですが、開発趣旨を聞いて私はとても納得できたのです。
また導入価格が経理社員1人分の年間給与であり、年間保守料がその10分の1という点で中小企業にも手が届くパッケージになっています。
システムの作りで特に合点がいったのが次の5点。
・商品マスター一本ではなく、製品マスターとその他マスターがあり、様々な売上形態の入力が可能。
・得意先マスターと受注入力画面が密接にリレーションしており、与信限度額や取引先状態(所在地変更、代表者変更、入金条件変更など)によって警告メッセージが適時に表示される。⇒注文を受ける段階で不良債権を増やさないチェックが出来ることになる。
・例えば、受注入力した営業マンが警告メッセージから直接、得意先元帳を閲覧でき、未入金取引先チェックも行えるなど、使い勝手がいい。⇒経理部門のみがチェックするのではない全社でのリスク管理が出来る。T氏の会社は4800社の取引を持つ上場企業でありながら、昨年の貸し倒れ損失は二十数万円だったそうです。
・銀行取引メニューでは預金と借入金を一体で管理して、実効金利をはじき出すなど、元銀行員ならではの視点が活かされている。⇒金利の高低のみを見て借入を決めるのでなく、預金残高とのバランスも見て、最適取引を選択できる。
・設備投資計画メニューが、固定資産管理メニューと銀行取引メニューとリンクしているため、設備投資後の総借入に対する返済総額が利益でまかなうことが出来るかどうかシミュレーションできる。⇒設備投資に失敗し、運転資金を食いつぶし、金策に走るという事態をあらかじめ回避できる。
「「ささいなことの集まり」ソフトウェアですから、カタログにフローチャートを書こうとしても書けません。」とT氏は言います。企業では経営活動を続けていけばいくほど様々な対応・処理が増えてきます。フローチャートが二次元(平面)で書けて、パッケージソフトウェアにぴったりはまる企業のほうが稀だと思う私は、大きくうなずいたという訳です。
情報は獲得するもの
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月15日(木)23:48
Tag: 就労支援 / 就業教育 / 沖縄
社会人になって数十年も経つと、自分なりに社会を見る視点が出来てきて老婆心で学生にアドバイスしたいことも増えます。私も悶々と悩んだ口ですから。
ですが、「答えのない学問」については出来るだけアドバイスを避けたいと思うようになりました。なぜなら、「やった人だけが感じてわかること」がその答えだからです。やる前から耳年増になってあれこれ迷うよりも、限られた人生時間の中で、右か左かを決めてまずやってみて自分の糧を増やすことが、最大の攻撃であり防御かと。
逆に「答えのある学問」については不足や欠落が見られれば可能な限り私の専門分野についてはサポートしたいと思います。
そういうこともあって、今回の沖縄企業留学では、参加学生へのテーマ出しは「情報は獲得するもの」に置きました。
「情報」という言葉は、様々な定義づけがされています。情報処理を扱う場面では、「情報」と「データ」を区別する場合もあり、情報とは「データが何らかの処理をされたことにより付加価値がプラスされたもの」と言われたりします。
もしこの意味で就職活動における「データ」と「情報」を捉えるとすれば、就職情報サイト等に掲載されている企業の採用条件諸々は「データ」になるでしょう。その「データ」を際限なく比較し続けることに、出口はあるのでしょうか。「情報」に変えるためには、個々人が自分の価値基準で確かめる動きが必要で、それをやった人とやらなかった人で違ってくるのは明白です。
「入手」「収集」という言葉でなく、「獲得」という言葉を選んだのは、「努力や苦心の末に手に入れること。自分のものにすること。」の意味がしっくりきたからです。誰でも「欲しい」と思わないとその行為に移らないと思います。例えば新聞を読んだほうがいいと言われていても、新聞を読んで獲得できるものが実感できなければ読む気にならないでしょう。朝寝坊や時間がないこと、書いてあることが難しいこと、は単なる事実であり読まない本当の理由ではないのです。
また情報を膨大に集めても、今の自分に活かせるものはその中のわずかだったってことはありませんか。
と、説教じみたコトを書いてしまいましたね。(苦笑)
短い3日間でしたが、それぞれに何を獲得されたかなと思いつつ修了させていただきました。
- (株)仲善での研修
- 琉球村での研修
- 学生の皆さんから事務局へ頂いた花束のひとつ。
第二回沖縄企業留学初日
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月13日(火)23:07
Tag: 就労支援 / 就業教育 / 沖縄
午後1時、選考に通った学生が全国から集まってきました。この3日間はみっちりスケジュールが詰まったジェットコースタープログラムとなります。只今、ホテルに戻ってきてなかなかに疲れております。(笑)
- 沖縄の現状と可能性に耳を傾ける様子
- あっという間にタイムリミットとなった経営者との自由討論会
事務局がこの社長様にお話してもらいたい!と交渉&準備を進めたとおり、各社長様から学生への素晴らしいメッセージを送って頂きました。
ある学生の「どんな人材を求められていますか。」という質問には、そうではなくて、「私は〇〇ということが出来ます。働かせてください。」と言いましょうね、と諭してくださった石原社長。そうなんです、ここの姿勢が前者ですと、企業が一般的に欲しいという人材に自分を合わせる、という本末転倒の事態に知らず知らずのうちにはまっていきます。個人の意志は埋没します。そうはいうものの、採用する企業側のほうに選ぶ権利があると感じますよね。また、自分が何になりたいか決まっていなければ、求められるものに合わしたくなりますよね。よくわかります。私もそうでしたから。
伝えたいことがたくさんある中で、石川社長が大切なこととして一つ選ばれたのは、「トラブルに強い人になって欲しい」というメッセージ。さらっと聞けてしまう言葉ですが、仕事そのものの本質を捉えていらっしゃるし、高い挑戦目標ですね。
- 琉球放送TVの取材を受ける学生たち
就職活動のために、こういう形で全国各地の学生が沖縄(地域)に集まって行われる人材育成事業は今までありそうでなかったことです。
昨夏、都市圏の大学就職課を廻って、いかに沖縄の就職情報が届いていないか、また大手サイトでの一般情報でエントリー判断をしている事実を再認識して、この地域研修を思い立ちました。この機会をフル活用してもらいたいです。
大学における就業教育のすすめ
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月12日(月)12:39
Tag: 就業教育 / 起業家支援 / 就労支援 / 関西
芦屋大学経営教育学部にて「起業家精神論」を行います。
単科大学であった芦屋大学が「経営教育学部」と「臨床教育学部」の2学部制に変身し、社会に生かせる自分になる・自分を生かせる職業に就くことを目標においた経営教育学部・経営教育学科が19年度から新設されることになりました。
この経営教育学部で、理論でなく実学の経営を教えたいとの御相談を受け、検討を重ねた結果、起業プロセスと倒産プロセスを学ぶことから、社会や仕事を捉える視点をつくり、キャリア形成の選択肢を広げるカリキュラムをご提供することにしました。
当社が協力を決めた大きな理由は、倉光弘己学長の改革案の先見性と社会人となる学生に伝えようとされている事柄や姿勢に共感したためです。
これまで当社が
・起業家支援でカタチになったこと、失敗して痛感したこと、
・開業支援スクールにおける受講生の思いと挑戦過程そのもの、
・就職支援で直面してきた企業と学生の間にあるギャップについて取り組んだこと、
・ビジネスインキュベーションや海外の大学の起業家精神教育に接し考えたこと、
・産業界、行政機関で出会った方々とのネットワーク
がお役に立つと思います。
起業家的精神と事業経営を学ぶシラバスが出来ました。答えのない学問をすすめます。
開拓者精神が凝縮された島
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月08日(木)23:28
Tag: 地域活性化 / 沖縄
当社が離島活性化人材育成事業を手伝うことになったことから、私は初めて沖縄から300キロ離れた大東諸島に関係することになりました。
正直に申しますとそれまでその存在すら知りませんでした。「南大東?どこかで聞いたような気が。」そうです、全国の天気予報で出てくるのでなんとなく刷り込まれていたのです。北大東に至ってはまったく知識ゼロで。沖大東が射爆場になっていることに驚き。。。それで多大な補助金が降り島の税収のほとんどを占めていることに妙に納得し。。。
ですが、島の開拓の歴史を聞き島人の営みに触れるにつれ、これは大変な教育題材そのものなのではないかと思うようになりました。なぜなら当社が人財育成のベースに置いている「様々な社会環境の中で人として生き抜く力」と「島の開拓精神」の根底に流れるものが繋がっていると感じたからです。
大東諸島は約180年前にロシア海軍に発見され、ボロジノ諸島と名づけられました。沖縄では古来よりうふあがり島(はるか東にある島)と呼ばれ、存在は知られていたものの、島を取り囲む高さ15メートル前後の険しい岸壁に上陸する人もなく、太平洋に浮かぶ絶海の無人島でした。
この開拓に着手したのが、八丈島出身の玉置半右衛門で、明治33年に南大東島の上陸、36年に北大東島への上陸が果たされました。南大東島では甘藷農業事業を主に行い、北大東島では燐鉱採掘事業を主に行い、沖縄本島北部や伊是名、宮古、八重山諸島から労働者が渡りました。最盛期には出稼ぎ者で島人口が4000人にも増えたそうですが、A沼さんの二六荘も一日に300人の宿泊者を受け入れるなど目がまわる忙しさだったそうです。
北大東島の燐鉱は昭和25年に閉山されましたが、他では見られない特徴をもっていました。アルミナ鉄の含有量が多い為、戦闘機の機体を作るアルミの原料となりました。
島の所有者が玉置商会から東洋製糖(株)に、東洋製糖(株)から大日本製糖(株)に移り、終戦時は米軍統治下となり、昭和39年には土地所有権問題が解決し、農民が自分の土地を持てるようになりました。今は両島ともさとうきびが基幹産業となっています。
最初の上陸者達が池を見つけて飲料水とし、仮の宿舎を建てて密林を開墾し、それからわずか100年。現在では、りっぱな役場が建ち、海水淡水化施設が作られ、大型機械で農業が営まれ、小中学校や診療所など必要な機能を保有する孤島。手付かずの資源に目をつけ、自らの生活圏を切り開き、糧を作ってきた過程が凝縮された島です。皆さんはどのように感じられるでしょうか。
日本一早い桜
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月04日(日)22:45
Tag: 沖縄
普段の出張では那覇市内でひたすら真面目に仕事をしていますが(笑)フリーの日がとれたので、中・北部まで足をのばしてみました。まずは日本一早い桜を見たくて、名護城(なんぐすく)へ。
- 名護城から見る桜
寒緋桜(カンヒサクラ。ヒカンザクラともいう。)。2月頃、下向きの緋紅色の花が咲きます。台湾からヒマラヤが原産の落葉樹。満開の桜を期待しましたが、暖冬の影響でパラパラ咲き。
- 琉球メジロ
目のまわりが白く、漫画で書いたような目をしているこの鳥は・・・メジロですね。桜の花の蜜を吸いに忙しく飛び回っていました。「うぐいすもち」のイメージが先行して、つい綺麗な黄緑色をしているこの鳥をうぐいすと間違ってしまいそうですが、本当のうぐいすは緑褐色なんですね。
- さくら橋
名護城を巡っていくと、えっこんな所に!?と思うような場所に大きな橋がかかっています。橋の下を眺めると熱帯植物が生い茂り、ジュラシックパークのような世界が広がっています。これを作るのにまた何億の補助金が使われたのだろうと考えてしまう自分がいました。
- 静かなビーチ
琉華菜苑で一枚の絵のように美しい眺めとともに広東料理を楽しみました。うりずんと呼ばれる4月以降からが海遊びが本格的になりますが、今の時期はどこへ行っても比較的空いていて、静かにゆったりできます。気温も20度ありますから、ある意味ベストシーズンですね。
ダイナミックな離島、南大東
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月03日(土)22:12
Tag: 地域活性化 / 沖縄
同じ沖縄の離島といっても、歴史、人口、産業、認知度、文化など様々に違いがあります。大東島は島の周りが断崖絶壁で入り江がないため、船が停まれません。漁の度に船を岸壁の上にクレーンで上げています。外海の波は荒いので、陸を掘り込んで新港が作られました。総予算150億から200億と聞いて唸ってしまいました。まだ護岸工事中ですがまもなく竣工予定のようです。近海で操業する漁船の避難地とのことですが、マグロなどが回遊する外海を持つ大東島は、将来の水産開発にも期待がかけれらています。
掘り込んだ部分の土は周囲の壁に使用されており、円形競技場のようになっていますから、これを使うイベント企画がいろいろと浮かびました。
ちょうど製糖期でしたので、巨大なハーベスター(さとうきび収穫機)が稼動している現場を見ることができました。根元から刈り上げて、上のフード部分からきびを吐き出す方式です。眺めていると足元に茎やら葉やらがすごい勢いで飛んできます。1時間もすればひとつの畑の刈り取りが終わります。手作業での収穫に比べ、全体の1割ほどの収穫ロスが出てしまいますが、効率・人件費の面から機械化を選択するに至ったとのこと。島では一基六千万から八千万円するハーベスターを20数台保有しています。
第三回離島活性化人材育成研修の報告会では、視察先の活性化ポイントの報告だけでなく、自分事としてM平さん、比Gさん、N原さん、の三人がそれぞれの立場(役場福祉課、農協婦人部、民間事業者)を活かして新事業企画の発表となりました。
昨冬の視察研修の最終日に「先生、三人で事業計画を立てるにあたり、来年のスケジュール帳を昨夜買いに行ったのですよ。」と聞いていましたが、意気込みだけで終わることなく、具体的に取り組み出されたことを本当に嬉しく感じました。
この三人の事業企画発表は、島の人たちにも響き、助役の伊Sさん(なんと同郷でした)、島おこし有名人の浜ちゃんこと産業課長の浜Zさん、事業担当の伊Hさん、研修参加した方たち、が参画・協力していかれることになりました。私の役割は、少し経った頃に「ところでらっきょう娘事業はどうなってるの?」と尋ねることです。(笑)
翌朝、離島を旅立つ前にと、挑戦中の新商品を比GさんとN原さんが持ってきてくれました。製糖作業で忙しい時にありがとうございます。
マグロそぼろ ミス(味噌)大東
伊Hさんには、大東寿司をお土産にもらいました。急に作れるものではないので、あらかじめ商店に頼んでおいてくださったのでしょう。お心遣いに感謝します。
南の開拓島、北大東へ
吉住|みらきょーシンキング|2007年02月02日(金)23:31
Tag: 地域活性化 / 沖縄
3ヶ月ぶりの北大東は、さとうきびも順調に育って刈入れの時期を向かえていました。天敵との遭遇率を減らす為に、晴天で気温が下がることを願っていましたが、その願いどおり見事に晴天で風が強い一日となりました。天敵とも会わず万々歳です。\(^^;/これだけが本当に心配でした。
上勝町・馬路村の地域活性化を学んできた大Sさん、A沼さんの報告会も無事終わり、島のバー「みなと」でM城村長、A沼議長、T良課長、受講生の皆さん等とともに酒盛りです。
出ました、インガンダルマ。
美味しいからといって決してたくさん食べてはならない深海魚。いちおう販売禁止。脂が非常に多く、それが人の腸では吸収できない脂のため、悲惨な状況になるらしいです。これは刺身でなく干した煮付けだからちょっとぐらいは大丈夫と言われましたが、私は二切れでストップしました。明日、南大東で脂を垂れ流すわけにはいきませんから。くわばらくわばら。
正式な和名はバラムツ。
今回も島の新たな楽しみに遭遇しました。
島人にとっては当たり前の日常ですが、余所者にとっては驚きの連続です。この自然と共存しバランスを保った人の営みこそが、他地域にない独自性であり島の宝だと私は思います。
- 蟹の抜け殻
そういえば蟹って脱皮して成長する生き物でしたね。見事にガワだけきれいに石の上に残されて、本人(蟹)の姿はどこにもなく。造壁に作られたディスプレイと間違い、笑われました。自分の生活圏は本物らしさを持ったフェイクのディスプレイで溢れかえっていますから、多分にその影響を私は受けている(洗脳されて?)かもしれません。
- レインボーストーン
幾重にもなった地層が見える石です。化石の貝が混じったものも含め、岩肌のあちらこちらで普通に見つけることが出来ます。石灰岩(古大東石灰岩)の割れ目に赤土や有機物などが運びこまれてできたもので、美しい縞模様を持ち、磨くとさらに綺麗な石になるそうです。
- 磯釣り
信じられませんが、磯釣りでマグロやガーラ(ひらあじ系統の魚)が釣れるところなんです。大東というところは。島の周囲の海が深い為、陸地から糸をたれてもそういう魚が寄ってくるわけです。A沼さんの旅館にもお父さん(A沼議長)が釣った何メートルもある魚の写真が所狭しとありました。素人でも釣れるよと言われ2時間ほど粘りましたが、餌のみちゃっかり魚にとられること数十回。そろそろ飛行機の時間も迫り、最後の一投もダメだったねと引き上げると、釣れていました。(笑)
全長25センチほど。名前はわかりませんが、ベラだそうです。こうなるとリベンジに再度この島に来たくなりますね。釣人K倉さんはすっかりその気のようです。
私にとって北大東はまったく不可思議なところです。八丈島文化と沖縄文化が融合しているためかall沖縄ではないところに相通じるものを感じます。
またわずか100年で人がこの自然の島を開拓し、生活圏を作ってきたことを考えると、そこに注がれた人間の生き抜く力をまざまざと見せつけられているような気持ちになるのです。本当に必要なものは何かを見つめたい時に、この島に訪れるといいと思います。埋もれていた何かの感覚を甦らせたい時に。









