WEB研修「在宅ワーク」という働き方5.腹が減っては戦が出来ぬ。|未来教育設計

WEB研修「在宅ワーク」という働き方5.腹が減っては戦が出来ぬ。

 「商売繁盛」、実に耳に心地いい言葉だと思いませんか。しかし一つ間違うととんでもない方向に行きます。繁盛しているのに楽にならない、そんなことは現実にあります。例えばお客様本位になりすぎて自分の身を削って働いてしまったり、品質の良いものを求めすぎてかかる経費を考えておらず残る利益がわずかだったとか。
仕事をやってもやっても利益がでない・・・考えると怖ろしいことですね。そうならないためのお金の話をします。
 就労形態によって所得の捉え方、課税方法が変わります。在宅ワークは役務提供の対価として受け取られるものが委任契約に基づくもので「事業収入」になります。会社に勤められている方は雇用契約に基づく「給与収入」ですよね。給与所得の計算もそれにかかる税金の支払い(年末調整含む)も会社が行ってくれますので、それほど意識せずにほぼ変わることのない毎月の手取り額やボーナスを生活や蓄財にされている方も多いことでしょう。これに対し個人の事業経営者は、自分で事業所得を計算し確定申告を行って税金を納めます。事業所得から税金を引いたものが儲けであり、その事業主の給与ということになります。事業所得は、売上高とかかった経費額を把握していなければ計算できません。外部専門家を雇うのでもなければ、自分以外誰も計算してくれないわけで、計画なしに経費をかけすぎていて終わってみれば儲けがない!なんてことも。「事業収入」という認識をあらかじめ持つことが大切ですね。
 また怖ろしい結果を生まないために2つのお金管理の仕方を薦めます。まず一つは日々の取引記帳。記帳とは、帳面に日時・費目・取引内容・金額を記す作業です。帳面はエクセルで自分で作ることも簡単にできますが、どんなものか確認したいということであれば「金銭出納帳」とネット検索されてもいいでしょう。文房具屋でも売ってます。イメージしやすく例えて言えば「おこづかい帳」のようなものです。この記帳によって事業活動を記録し、お金の出入りを把握することが出来ます。また一緒に証拠書類を残しておきましょう。ここで言う証拠書類とは見積書、発注書、請求書、納品書、送り状、領収書、振込控えなどのことです。
 お取引が増えてくるとこの「金銭出納帳」だけではお金の管理は怪しくなります。なぜなら頭で計算しきれなくなり、売上があがっているのに現金が足りない状況(資金繰りが苦しい)になります。受注した仕事を完成させるために、その資材を購入したり、やりとりの交通費がかかったり、外注費がかかったりします。その支払いが、報酬をもらうよりも先に来ることがあるためそうなります。この状況が進んでにっちもさっちもいかなくなるのが黒字倒産。いつ、どういう形で、実際にお金が出入りするかを管理する「資金繰り表」を活用してください。実際に手元にある現金はいくらなのかを把握できる利点を持っています。

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